こんばんは~♪
グラデーションカラースケール®カラーリスト養成講師の中村です。
グラデーションカラースケール®という【型にはめないパーソナルカラー】が専門ですが、もともとは4シーズンのカラーリストなので パーソナルカラー診断で起こる誤診や不思議を理論で解説しています。
本日は診断に自信のない、16タイプカラーリストさんが診断に自信ができるまでのストーリーを書きたいと思います。
今、診断に自信のないカラーリストさんが もしこのブログを読んで下さっているのなら 参考になるかもしれません。
6月に入ってグラデーションカラースケール®カラーリスト養成講座を主に開催している私ですが、元々カラーリストでスキルアップを目指したいカラーリストにはスキルアップ講座も開催しています。
本日は16タイプのカラーリストさんのスキルアップ講座でした。
16タイプのカラーリストになったけれど、全然診断ができない・・・自信がない・・・わからない・・・
そんな悩みをお持ちで「何とかしたい!!」そんな思いでスキルアップ講座をお申込みくださいました。
スキルアップ講座は全3回、1回が5時間だから全15時間学びます。
完全マンツーマン
何故なら、カラーリストさんによって悩みは違うから・・・
苦手部分を徹底的に解消して、苦手が得意となるのを目指す講座がスキルアップ講座です。
こちらのカラーリストさんにヒアリングすると、どうも「色素&質感チェック」のやり方を理論的に学んでいないみたい^^;
こんな色素があるから〇〇が似合う
こんな質感があるから△△が似合う
というように□□だから◇◇ という方程式ですね。
これはとっても大切な部分で、これをしっかり学んでいないとパーソナルカラー診断はできません。
そして、パーソナルカラー診断は実践がとても大切だけど、むやみやたらに診断練習しても無駄なだけです^^;
講師のいないところで、わからない者同士で診断練習しても、ごめんなさい、無駄です^^;
まぁ、ドレーピングの練習には なるかもですが・・・。
実践が大切だからと【色彩学】も ろくに教えていないスクールさんがあるらしいけれど、これもいかがなものか・・・と思います。
色彩学が全くわからないカラーリストさん、今とっても悩んでいらっしゃいます。
カラーリストとして仕事をしているのに、色の三属性もわからない、トーンの意味もわからない・・・
お客様に色の意味が説明できないと悩んでいるのです。
だからスキルアップ講座の第1回目は色彩学を徹底的にやり、色素&質感チェックのやり方も徹底的に教えました。
そしたら生徒さん、何て言ったと思いますか?
「色って面白いんですね!とっても学ぶのが楽しいです!」
理論がわかれば楽しいのです^^
2回目は診断練習です。
実際にモデルさんを呼んでいただき、パソコン越しで診断練習です
これは生徒さんのご要望でした。
16type診断のやり方での診断練習です。
その前にしっかりと「色素&質感チェック」をして、モデルさんの4シーズンでのタイプを予測します。
モデルさんは「ウインター」or「オータム」の予測
- 色黒さん
- 血色感なし
- 肌つや
- 肌色はイエベかブルベは微妙
- 髪は黒い
- しっかりして多い髪
- ツヤ感のある髪
- コントラストのある強い瞳
ダークカラー、鮮やかな色が似合う素材感満載なので「ウインター」or「オータム」の予測を立てました。
この予測した結果を頭に入れて診断すると、「だからこの色が似合う!!」が見えてくるのです。
16type診断では始めに「シルバー」のドレープと「ゴールド」のドレープで診断して、シルバーが似合えばブルーベース、ゴールドが似合えばイエローベースとなるそうです。
モデルさんはシルバーがスッキリしてとても似合っていたのでブルベさんですね。
はじめに「ウインター」か「オータム」か予測を立てていたので「ウインター」説が急浮上です↑
これからテストカラードレープを色相別に診ていきます。
ピンク➔ウインター
赤➔ウインター
黄➔ウインター
緑➔ウインター
青➔ウインター
全部ウインターカラーが似合っていました!!
つまり「ウインターど真ん中」でアイシーカラー・暗清色・高彩度が似合う人です。
じゃあ今度はモデルさんの似合う色を細かく診断していきます。
これはウインター以外にも似合う色があることを 実践で感じてもらう為に私が提案しました。
160色ドレープを4シーズンに関係なく、「色相別」でまとめます。
「色相別」とは
赤・オレンジ・黄・緑・青・紫・白・ネイビー・ベージュ~茶・グレー~黒 です。
これをすることによって、どんな特性を持った色が似合うかがわかるのです。
こちらのモデルさんの似合う色の特徴は
- ブルーベース
- アイシーカラー
- 暗清色
- 高彩度色
ということがわかりました。
なぜなら、この特性をもった色ばかり残るからです。
完璧なウインターさんですね^^
選んだ色を一番ステキに似合う「キングカラー」、とっても似合う「ベストカラー」、似合う「ベターカラー」に分けてもらいました。
グラデーションカラースケール®を使わなくても、160色ドレープを全てお客様にあてて診断すれば「型にはめないパーソナルカラー」のような診断はできるかもねーという見本です。
そしてそして、一番重要な16typeでの診断結果は???
1st:ディープウインター
Vivid、Cool、Clear ・・全部が似合い過ぎて迷いましたが Deep-wiに決定!!
じゃあ2ndは???
2nd:ディープオータム
えっ?なんで???
ウインターの方が似合ってるやん!!
私なら2nd:Cool-Wiにするよ。
「先生、16typeには決まりがあって同じシーズンでは2ndは取れないんです・・・」
・
・
・
・
・
えーっ、それホント???
だってオータムカラーって全然似合ってないやん・・・
イエローベースを使うと黄ぐすみするし重いよ
似合ってない色をお客様に提示するなんてありえないよ!!
はい!!!
ここなんです。
16typeのカラーリストさんが悩んでいるところが・・・
決まりがあって似合わない色を似合うと言わなきゃいけない
これっておかしいよね^^;
だからお客様にはこう伝えよう!!
「16type診断ではこのような結果になりますが、私の考えではこうです」と。
しっかりとお客様の「色素&質感」を似合う色にリンクさせながら説明すると、お客様もどちらが正解かわかるはず(^^)v
スキルアップの生徒さん、改めて診断をしてみて、腑に落ちない原因がわかったみたいです。
自分の診断が悪いのではなくて、決まりが間違っているのです。
他のシーズンにまたがるお客様もいれば、純粋なお客様もいるし、同じ属性が2ndに来ない場合も多いっていうことですよ。
だからあなたが悩む必要はありません。
こんなことを書くとまた「記事を削除しろ」とお叱りを受けるかもしれませんが・・・^^;
お客様には正確な診断をして、信頼を勝ち取ろう!!
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました♡
コメントはこちら♪
コメント一覧 (4件)
はじめまして!
スキルアップ編の投稿を見てまさに私もなかなか前に進めない状況でして、悩みを聞いて貰えるのかとコメントさせて頂きました。
長文になってしまいすみません( ;∀;)
現在、本職とは別でセカンドワークの様な形でパーソナルカラー診断をさせて頂いています。
Instagram等を始めて動き出して約1年程です。
と言っても全然本格的にやる自信がなく、フル診断は月に1回あるかないかといった具合です。その他はパーソナルカラー体験というような形で、イベントに呼んで頂いて体験という形で日に数名やらせて頂いたりしています。
悩みというのが、お客様に1番お似合いになる色の選定や、コーディネート提案がいまいち分からない事です。
今までスクールを2つ?3つ程受けました。
1番最初は、ファースト、セカンドを出す方式で12タイプ診断のものです。ただ、診断基準がなかなか曖昧で、他の協会の本からまた勉強し直し、試験を受けに行きました。
ただ、まだ色素について足りないと思い、SNSで見つけた色素について教えてくれる所に2日間の講習を受けに行き診断に活かして行ったのですが、実践していくとそんなに上手くは当てはまらず、色々と自分なりに調べていくと、カラースケールを使っているカラーリストさんの色素の基準や、色素、明度、清濁の具合を明確にされているのを見て、説得力があり、自分でも納得出来、お客様にも説明しやすいと思い、とても参考にさせて頂いています。
ただ、それを上手く伝えるのがまた難しく、それを活かしコーディネート提案に繋げたいのですが、なかなかアイデアも出てこず、お客様からの物足りない感をたまに感じてしまいます。
なかなか向いてないなと落ち込むのですが、もう少しやれる事をしてからともがいています笑
1st,2ndを出して終わりではなく、その方に合った活かし方をしっかりお伝え出来るカラーリストになりたいと思っています。
型にはめないパーソナルカラーというものはどんなものかとても興味があります☆
16タイプもカラースケールも使えるようになるのが1番かと思うのですが、経済的にも現実的ではないので、まずスキルアップ講座とはどんなものか教えて頂きたいです。
長々とすみません!
宜しくお願い致します☆
初めまして♪
コメントありがとうございます。
カラーリストさんなんですね。
たくさんお勉強されたのですね^^
それでも診断や色の提案に自信がなく悩む^^;というお悩み。
せっかく取得した資格なのにもったいないですね。
スキルアップ講座はできないところを得意にする講座です。
カラーリストさんによってお悩みが違うので、お悩みをしっかり聞いて講座内容を考えます。
もし宜しければ、講座の説明やヒアリングは【オンライン個別セミナー】で承っております。
3,300円と有料にはなりますが、ゆっくりお悩みやご要望もお聞きしたいので お申込み頂けると嬉しいです♡
どうぞ宜しくお願いいたします。
https://relie-relie.com/on-line-20220406/
はじめまして。
今順番に記事を読ませていただいています。
先日16タイプカラーを受けてきて感じた違和感がこれかもしれません。
この場合と同じく1stディープウィンター、2ndディープオータムだったのですが、ドレープを当てている時にはオータムの色はすぐに外されていたので戸惑っています。
肌の色などでほぼブルベよりのニュートラルのような位置にいて、ブルベ予想からのドレープでは彩度の高い色が良く合い、ほぼ冬というのは分かりました。
ただ、その他の色として悩んでいたのは春→夏→秋の順だったので、最後に突然ディープオータムが出てきてビックリしたのです。
10年ほど前にも受けていて春→秋→今回の冬ときているので混乱してしまうのですが、先生のブログを読んで少し腑に落ちることも。
(赤、緑が似合う。ニュートラルの考え方。誤診の起きた原因など)
診断の中で腑に落ちた事と納得できていない事がこういう事なのかな?ブルベ冬春なのかな?と感じています。
住んでいるのが関西ではないのですぐに受けるのは難しいですが、いつか診断していただきたいです。
記事も今から全部読ませていただきます!
ありがとうございます♪
初めまして♪
コメントありがとうございます。
ブログを読んで下さり、ありがとうございます。
そうなんですね^^;
オータムが外されていたのに、いきなりセカンドオータムになれば驚きますよね^^;
意味合いとしては「ダークカラーが似合う」からオータムなのですが、
黄みの強いオータムがセカンドと言われると、ちょっとお客様としては戸惑います💦
16タイプのカラーリストさんもココで悩まれているのは確かなんですが、
スクールでの決まりで誓約書も書くとのことなので違反はできないみたいですね。
でも一番の犠牲者はお客様。
本当に似合う色を知りたいのに、スクールの決まりと言われても・・・。
そんなお客様が私のところには沢山来られます。
関西に来られたときはぜひパーソナルカラー診断にお越しください。
型にはめないパーソナルカラーで
本当に似合う色をご提案させていただきますね💖